園児が飾り付け楽しむ
岳南電車(本社・今泉)は、ハロウィーンバージョンの「みちまるくん×さもにゃんコラボラッピング電車」を運行している。運転日は11月9日(日)までの予定。6日には、吉原聖母幼稚園の年長児28人を招き、車内の装飾作業を行った。
コラボラッピング電車は地方鉄道と高速道路が連携し、官・民・地域が一体となった市周辺地域活性化事業の第3弾「富士まるごとひとったび~乗って、降りて、ふじ満喫!~」の一環で、8月8日から運行している。
10月のハロウィーンにちなみ、オレンジ色の7003形車両内にNEXCO中日本高速道路のキャラクター「みちまるくん」と富士市のシティプロモーションキャラクターの「さもにゃん」がハロウィーン仕様にデザインされたステッカーや、お化けの人形、骸骨やお化けカボチャの紙飾りなどを飾り付けた。
装飾作業には、園児や運転士、本社の社員などが参加。園児たちは窓にステッカーを貼り付けたり、網棚やつり革に飾りを結び付けたりして車内をにぎやかに飾った。高いところは大人たちと協力しながら作業を進めた。
作業を終えると「高いところの飾り付けが大変だったけれど、楽しかった」「かっこよく飾れたと思う。たくさんの人に乗ってほしい」などと感想を話した。
奥田壮一代表取締役社長は「装飾を通して、子供たちが岳南電車に親しんでくれればうれしい。沿線の人たちにも乗車していただき、外からも中からも楽しんでほしい。今後も地域の人たちと交流できる貴重なイベントとして、飾り付けを継続していきたい」と語った。

