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リサイクル施設体験ツアー

 富士市が主催し、NPO法人富士市のごみを考える会が企画・運営する「リサイクル施設探検ツアー~資源ごみのゆくえを探れ~」が13日、市内で行われた。小学4―6年生とその保護者を中心に34人が参加し、家庭ごみの処理に携わる四つの事業所を見学した。
 リサイクルの流れを知ってごみを減量しよう―という企画で、市の市民協働事業提案制度に採択され、昨年度から3年間継続して実施。今回は瓶、ペットボトル、その他の紙、プラスチック容器包装、古着などの行方を探るため、三橋商店(中里)市川商店(伝法)コアレックス信栄(中之郷)安藤紙業(同)を1日かけて巡った。
 市廃棄物課職員や同NPOのスタッフら約10人が同行し、各事業所で担当者の案内や説明を受けた。参加者は、ふじさんエコトピア(大淵)からバスで移動し、前半は回収された瓶やペットボトルが最初に持ち込まれる中間処理施設に出掛けた。
 瓶の収集・選別などを担う三橋商店では、中身が入っている瓶を取り除いたり、洗浄して中身を詰め替え再利用される瓶を分けたりする流れを見て回り、瓶を色別に振り分ける作業を体験した。
 市川商店では、各地で収集された大量のペットボトルを圧縮梱包する機械を見学した。瓶・ペットボトルともリサイクルの第一歩が手仕事の選別で始まることを知り、「中身を空にして洗って出す」といった排出ルールの重要性に理解を深めた。