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忍者修行で自然体験 ボーイスカウト富士第8団

 ボーイスカウト富士第8団はこのほど、「ボーイスカウトとあそぼう!ワクワク自然体験遊び」を富士市入山瀬の富士西公園で開いた。スカウトに所属していない子供を含む幼児から中学生まで、保護者、指導者など約50人が参加。「子どもニンジャ8けんざん」と題し、忍者修行のゲームを通じて活動への理解を深めた。

 忍者修行ではグループに分かれ▽しのび歩きの術▽しのび寄りの術▽水とんの術▽弓矢の術—のゲームを繰り広げた。
 しのび歩きの術は、地面に張り巡らされたクモの巣状のロープを通り抜けるゲーム。ロープに取り付けられた鈴を鳴らさないよう、慎重に通過した。しのび寄りの術では、目隠しをして木々に張られたロープを頼りにゴールまで歩いたり、狭いトンネルの中を匍匐(ほふく)前進で進んだりした。
 水とんの術では竹の水鉄砲を、弓矢の術では弓矢を使った的当てを楽しんだ。
 全ての修行を完遂すると免許皆伝となり、広場に隠された菓子を探す宝探しゲームに挑戦できる。菓子を見つけた子供たちは、味わいながら休憩して交流を深めた。
 全体ゲームの「一夜城」は保護者も参加し、二つのチームに分かれて実施。制限時間内に段ボールを自陣に運び、積み上げて高さを競った。仲間たちと作業を分担し、時間配分を考えながら築城した。
 このほか、信号塔に登る体験なども盛り込んだ。
 ビーバー隊員(年長—小学2年)の村松花奏さんと漆畑咲杜さんは「いろいろな忍者修行ができてよかった。弓矢や水鉄砲の的当てが特に楽しかった」と笑顔を広げた。
 団委員長の戸田正明さんは「子供たちが遊びを通じて自分の生き方を見つけ、立派な大人に育ってくれればうれしい」と話した。