補正予算案などを委員会付託
富士市議会9月定例会議は25日に本会議を開き、予算決算委員会に付託していた令和6年度一般会計歳入歳出決算など議案18件を原案通り可決した。令和7年度一般会計補正予算など議案10件、陳情1件は各常任委員会付託した。
令和6年度の一般会計決算、介護保険事業特別会計決算、公共下水道事業会計決算と同会計剰余金処分の4件は笹川朝子氏(無会派・日本共産党議員)の反対討論があり、起立採決した。
一般会計補正予算は28億3800万円を追加して総額を歳入歳出それぞれ1082億3700万円とする。
主な内容は▽新富士駅南口周辺都市機能形成基本計画の策定▽公立教育・保育施設持続可能性確保計画の策定▽文化財保存事業費補助金—など。委員会による議案審査は29日から10月2日にかけて実施し、6日の本会議で採決する。
陳情は元吉原地区まちづくり協議会と元吉原地区町内会連合会による「砂山公園プール(富士マリンプール)の存続に関する陳情」。同プールは多くの子供たちにとって夏休みに水遊びができる貴重な施設で、さまざまな世代の利用者と交流できることから、心身の健康増進に大きく寄与できるとし、令和8年度以降も維持管理に必要な予算を計上し、存続していくことを求めている。

