富士市はこのほど、JR新富士駅富士山口に、駿河湾から見た朝焼けの富士山・紅富士を描いたカラーマンホール蓋(ふた)と、富士山と大淵笹場の茶畑のプリントシールを貼ったマンホール蓋を取り付けた。市内でカラーマンホール蓋は13年ぶり、プリントシール蓋は初めての設置。市の玄関口に設置することで、県内外から来た人々をもてなすとともに、市の魅力を発信する狙いだ。
紅富士を描いた市のカラーマンホール蓋は、ご当地のマンホールの蓋をデザインした「マンホールカード」の図柄として全国的に高い人気を誇っている。カードの配布を開始した28年度には約1700枚、29年度には約1800枚を配布しており、北海道から九州までと遠方からカードを目当てに訪れる人も多いという。
そうしたカードの人気が後押しとなり、今回13年ぶり、市内46カ所目の設置に至った。同駅以外では、市役所東側や富士本町周辺などに設置されている。
プリントシール蓋には、富士山の撮影スポットとして全国的に知られている大淵笹場からの写真をプリント。市のホームページにアクセスできるQRコードも添えている。
来年度には同駅南側への設置も検討しているという。
富士山マンホール 新富士駅富士山口に設置
(2018-11-08 21:00)