日々の学びの成果を発表
富士市松岡のタカヤマ アドバンスビューティー専門学校(高山孝子校長)はこのほど、美容学生の文化祭「BEAUTY LIVE COLLECTION」を富士町の市交流プラザで開いた。美容科によるビューティーショー、エステティック科によるハンドマッサージやアロマソルトチューブ作りのブース、作品展示などを展開。多くの来場者に、日頃の学びの成果を生き生きと伝えた。
ビューティーショーには、美容科の学生を中心に約40人が参加し、ステージ上でメークやヘアアレンジを実施。モデルや照明、音響、衣装なども全て学生自らが務め、華やかなショーを繰り広げた。
4グループに分かれ、それぞれのテーマに沿った個性豊かなヘアメークを披露。モデルたちは会場内をさっそうとウオーキングしたり、ポーズを決めたりした。フィナーレには全グループがそろって登場し、会場から大きな拍手が送られた。
アロマソルトチューブ作りでは、ピンクや黄色、紫など、色とりどりのバスソルトをボトルに入れ、好きな香りの精油を垂らして完成。学生たちは来場者に作り方や精油の効果を説明し、会話も弾ませて交流を深めた。
このほか、ヘアアレンジや美容師国家試験の実技課題「ワインディング」の作品、イメージしたものを表現する力を養うためのデッサン練習の成果なども展示し、訪れた人の目を楽しませた。
毎年恒例の学生主体のイベントで、実行委員を中心に準備に取り組んできた。高山校長は「心を一つに作品を創り上げながら社会性を培い、学びを深めてきた。この経験を糧に、さらに成長してほしい」と期待した。

