富士市岩淵の富士川楽座は28日、市内を拠点に活動するプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」の選手が監修したサイクリングマップ『ｅ―Ｂｉｋｅでらくらく富士・富士宮コース』をお披露目した。１階情報コーナーに配架しているほかウェブサイトにも掲載している。同日、完成イベントを開催してレバンテのスタッフと参加者５人がコースをサイクリングし、富士地域の魅力を満喫した。
マップは昨年７月にお披露目した『富士市内おすすめルート』に続く第２弾。レバンテの選手がコースと立ち寄りスポットを監修・紹介した。グーグルマップと連携しており、スマートフォンでＱＲコードを読み込むと目的地までのより詳しい情報を確認できる。
富士・富士宮コースは楽座を出発して佐野製茶所、富士山本宮浅間大社、お宮横丁、富士山世界遺産センター、無上帑を経て楽座に戻る25㌔、高低差１９８㍍、所要時間１２０分（走行）。富士山と茶畑の絶景、おしゃれなカフェなどを楽しめる。
参加者たちは楽座でレンタルできる電動アシスト付き自転車のｅ―Ｂｉｋｅに乗って険しい坂もすいすい走り、佐野製茶所では茶畑を望むテラス席で９月限定の雫茶を味わった。
楽座を運営する富士川まちづくりの望月華澄さんは「サイクリングで巡るから感じられる魅力がある。マップがｅ―Ｂｉｋｅの利用促進や観光促進につながればうれしい」と思いを話した。
ｅ―Ｂｉｋｅのレンタル料金や利用方法、予約方法などはウェブサイトに掲載している。
問い合わせは富士川楽座（☎0545-81-５５５５）。