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富士署協議会 新入学児童を事故から守る

 富士署はこのほど、警察業務に民意を反映させるため、令和8年1回目の富士警察署協議会(井出克広会長)を同署で開いた。委員12人と竹田一則署長ら同署の幹部職員14人が出席。今期(8年1―3月)の業務推進結果を確認し、次期(8年4―6月)の業務運営重点について意見を交換した。
 次期は「新入学児童・園児を事件・事故から守る活動の推進」を重点に業務を運営する。今期は「冬季における身近な犯罪および高齢歩行者事故抑止対策の推進」を重点に業務を運営している。
 開会のあいさつで竹田署長は管内の治安情勢を説明した。
 令和7年の刑法犯認知件数は前年比303件増の1419件。高級車を狙った自動車盗や部品盗の連続犯、自転車盗の発生が増加の主な要因となった。
 特殊詐欺は富士署管内だけで3億5000万円を超える被害が発生。「市民の皆さんが安心して日々の生活を送れるよう、引き続き県警を挙げて検挙や被害の防止対策を進めていく」と話した。
 交通事故については、県全体および富士署管内で件数、死者数、負傷者数のトリプル減を達成している一方、富士署管内では飲酒運転が後を絶たない状況にあると言い、根絶に向けて注力していく方針を示した。
 井出会長は「4月は新しい生活を始める人が増え、生活環境が大きく変わる時期。新入学児童や生徒を事件事故から守り、自己防衛力を高めていくきっかけをつくることは私たち地域に住む大人の課題。警察の皆さんとどのように協力していけるかについても話し合えれば」とし、活発な意見交換を促した。