医療法人社団広見会はこのほど、家族介護教室を大淵の介護老人保健施設ひろみで開いた。
静岡県警から富士市市民安全課に派遣されている警察官の永井啓太さんが「犯罪から自分を守るために!」をテーマに講演。施設利用者の家族や通所者、職員など約30人が窃盗や闇バイト、特殊詐欺などの手口に理解を深めて対策を学んだ。
特殊詐欺については、富士市内で令和7年に22件6699万円の被害が発生。そのうち、19件6236万円がオレオレ詐欺だった。特に警察官や検察官をかたるオレオレ詐欺が多発しており、20代から40代までの若い世代に被害が多発している現状を説明した。
投資・ロマンス詐欺も7年に17件以上発生しており、被害額は2億円以上。現役世代の被害が多発しており、暗号資産をだまし取られる被害が多く、被害者は男性が多い傾向にあるという。
その上で「被害者の80%は自分がだまされるとは思っていなかった」と指摘し、詐欺を見抜くポイントとして▽疑う▽確認▽相談︱を紹介。「電話やメールなどがあったらまずは疑う」「警察や市役所などから連絡がきたら、担当の課と担当者を聞いて一旦切り、自分で電話番号を調べて電話し、担当者につないでもらう」「お金やキャッシュカードなどの話があったら家族や市役所、警察など誰かに相談する」を実践するように呼び掛けた。
このほか、SNS型投資詐欺やオレオレ詐欺、預貯金詐欺、還付金詐欺、架空料金請求詐欺、自動音声の詐欺電話などの手口を紹介。お金のかからない対策として、常に電話を留守番電話設定にしておく方法を伝えた。
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