核兵器廃絶平和富士市民の会主催、富士市・市教育委員会共催の「第38回平和のための富士戦争展2026」が11日、蓼原町のロゼシアター展示室で始まった。16日(日)まで。午前9時―午後5時。今年は〃戦争はしない 武器ではなく はなしあいで〃をテーマに、先の大戦や核兵器に関する貴重な実物資料やパネルなど約450点を展示。市民に戦争や平和について考えてもらう場としている。
展示内容は▽「聖戦」=戦争は正義!?―戦時の富士の子どもたち、先生たち―▽富士にもあった空襲▽沖縄戦から学ぶ戦争の実態▽実物資料展示▽本当に憲法を変えていいの?▽被爆の実相・日本原水爆被害者団体協議会の歩み▽シベリア抑留▽なかったことにはできない 戦争と性暴力▽世界中の子どもたちに笑顔を届けよう!▽造形教室の作品。
「聖戦」=戦争は正義?では、当時の子供たちが書いた作文などを通じて、1931年の満州事変から1945年の日本の降伏までの「十五年戦争」の時代、富士地域の子供や教員がどのように戦争に動員され、協力していったのかを伝えている。
実物資料では、同会に寄贈された遺品などを展示。女性が祈りを込めて縫ったお守り「千人針」や戦死者を出した家に掲げられた名誉の札「誉の家」などの貴重な資料もあり、当時の暮らしの様子を紹介している。
今年は初めて、慰安婦問題などの戦時中の性暴力について取り上げたコーナーも設置。
特別展示室では、中学生広島市派遣事業の活動を報告する展示物などを並べている。
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