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富士宮市朝霧 草原に火入れ
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| (カヤを手にした住民が火を広げる) |
富士宮市北部の朝霧高原根原地区で20日、ススキ草原の火入れが行われ、地元区民、市と消防職員、学生ボランティアなど100人が参加した。
国道139号線東側の富士山をはさんだ草原が対象となり、火が放たれた草原は、1面を焼け野原に変えた。夏までに新芽が育ち、秋には良好なススキ草原になるという。
昨年秋、草刈りなどで防火帯を設けた上での実施。火入れの技術を継承する住民らがリードし、火勢を抑えるために向かい風の場所を選んで開始した。そのほかの人たちは、火をたたき消すためのヒノキの枝を手にして延焼防止に努めた。風が強めだったことから、通常の倍近くの約3時間をかけて、一定区間ごと確実に火を消しながら作業を続けた。
火入れは焼き畑農業、野ねずみや害虫の駆除、屋根ぶき材料としてのアシ採取など、さまざまな目的で行われてきた。同区は国道139号の西側47ヘクタール、東側51.5ヘクタールの計98.5ヘクタールを、江戸時代から火入れによって管理してきたが、アシの需要が皆無となり、高齢化が進む中で、火入れを休止する区域が増えていた。
休止された草原はススキが減少する一方、バラやウツギなどが増殖し、地面を覆ったススキが土壌に悪影響を及ぼすことから、市では「これ以上休止すると、火入れ自体ができなくなる」と判断し、数年前から準備を進め、根原区と合意した上で実施に踏み切った。
[2008-04-23-01:08] |
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