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脳卒中対応を強化 救急隊員がPSLSを習得
17日に中央病院で開かれたPSLS講習
(17日に中央病院で開かれたPSLS講習)
富士市消防本部救急隊員が脳卒中患者の対応を強化している。

富士地域メディカルコントロール協議会作業部会が中心となってPSLS(病院前脳卒中標準化)コースの教育を進めており、4月末にも69人の隊員全員がPSLSの教育を修了する見込みだ。救急隊全員のPSLS修了は全国的にも珍しいという。

脳卒中のうち約7割を脳梗塞が占めるとされ、脳梗塞治療は血栓溶解剤「t−PA」の開発によって飛躍的に進展した。

発症3時間以内で条件を満たせば、t−PAを投与することで、まひや失語などの機能的予後を改善する可能性が大きくなる。

こうした中で、発症現場から医療機関までの脳卒中指向型の救急医療体制を速やかに構築する必要性が指摘されており、日本救急医学会と日本神経救急学会が共同で救急現場における脳卒中対応のガイドラインとなるPSLSコースを策定した。ここ数年全国の救急隊でPSLSコースの普及が本格化している。

富士地域メディカルコントロール協議会作業部会では、このPSLSコースの普及にいち早く取り組んでおり、ことし2月からこれまでに延べ4回の講習会に取り組んだ。

17日にも富士市立中央病院大会議室で4回目のPSLSコースの講習会が行われた。注目の講習とあって富士地区以外の消防本部からの参加もあり、遠くは群馬県からの受講があった。

PSLSコースの講習会では、シナリオを使って一連の対応を実演しながら習得していく内容となっており、参加した救急隊員らは真剣な表情で取り組んでいた。

[2008-04-18-23:00]
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