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記者ひとり言 「合併協議終了 新しい時代へ」 (渡)
日本地図を開くとあまり見慣れない市の名を目にするようになった。平成の大合併が進んだ結果、新たに誕生した自治体である。

総務省の発表によると、平成10年度末で3232あった全国の市町村数が、ことし12月1日現在で55%の1798になった。

これが20年7月1日には1788になり、減少はさらに続くという。地方行政は大転換期の真っ只中だ。

そうした中で富士市と富士川町の合併協議が終了し、20年11月1日の合併が正式決定した。来年1月28日には鈴木尚市長と坪内伸浩町長が、石川嘉延県知事の立ち会いの下で合併協定書に調印する。

編入とはいえ、来秋には人口26万人の新富士市が誕生することになる。新たな時代の幕開けとも言えるだろう。富士川町域の魅力を存分に引き出すとともに、一体的で効率的な行財政の運営、住民主導によるまちづくりの進展を期待したい。

旧富士市、吉原市、鷹岡町が合併して誕生した富士市は、40年の歴史を刻んだことで一つの時代を終えた感がある。

市内に目を向けると、新時代の到来に相応しい大型公共施設の建設、道路や港湾の整備、工業団地の造成などが進み、地域全体の再構築を実感させられる。

地方分権の流れは止めることはできないだろう。自治体には住みやすさの追求や魅力の発掘発信が求められる中で、自治体の放つ個性も注目されるようになってきた。富士川町と合併した新富士市が、どのような個性をきわ立たせていくのか、見守りたい。

[2007-12-23-01:05]
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