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記者ひとり言 「頑張れ納豆!」 (遠)
スーパーなどの店頭から商品を消し去るほどの猛烈な勢いだった納豆ブーム。発端となったテレビ番組でデータのねつ造が分かり、一気に沈静化した。

という自分も1日2パック、50回かき混ぜて20分置いてから食べる―などテレビで紹介された通りに実行していた1人。「あまり情報に振り回されるべきではない」といういい教訓にもなった。

しかしながら、いとも簡単に情報に乗せられる人が多かったのも、取り上げられたのが元祖健康食品と言われる納豆だったからだといえる。

納豆の起源を調べてみると、日本人の食事に登場したのは3千〜4千年前の縄文時代で、奈良時代には完全に定着した歴史のある食材だという。以後、さまざまな食べ物が登場し普及する中にあっても、これだけ長く親しまれているのも、その高い健康効果からであろう。

体の働きに役立つさまざまな効果はもとより、近年の科学的な調査から明らかになった効果もある。

数ある食材の中でも納豆だけに含まれる「ナットウキナーゼ」は血液をサラサラにし、現代人にとって大敵となる脳卒中や心筋こうそく、動脈効果など生活習慣病予防に役立つといわれ、「イソフラボン」は特に女性の骨粗そう症の予防や美肌・美白の効果があるとして注目されたこともある。

あらためて納豆の力に驚かされる。引き続いて毎日食べ続けることにしているが、過度の期待は何事にも禁物だということであろう。納豆には騒動にまどわされずに頑張れ―とエールを送りたい。

[2007-02-09-23:43]
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