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〔連載〕ふじ発、紙バンドの祭典(中)
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| (富士駅南公民館での講座) |
紙バンド工芸、こより手芸、エコクラフト……。紙バントを素材とした手づくり作品は、さまざまな名称で普及している。
富士市内では公民館講座にも盛り込まれ、16年度、3公民館で運営されていた講座が、17度になって6公民館に増えたのも人気の表れだ。
先駆けとなる富士駅南公民館では、3年前、成人学校として開講。以後、毎年開設し人気を集めている。
月に2回、年間22回(5月〜3月)の教室では、バッグや小物入れをはじめとした実用品の制作を楽しんでいる。
「バンドの種類が豊富でオンリーワンの世界を楽しめる」「ハサミ1つで手軽にできる」などと好評で、1年間の講座を終えると、エスカレーター式で自主グループに加わる受講者が多いという。
そもそも、同公民館の成人学校に位置づけられたのは、自主グループの活動がきっかけ。講師の吉野早苗さんが、6年前、同公民館を拠点にサークル活動を始めたのが縁だった。
「8年前、バザーで初めて紙バンド作品を見て興味を持った」という吉野さんは、成人学校の講師を務める傍ら、自主グループ2団体の活動にも招かれ、本年度は公民館事業の講師を掛け持つ。
「紙バンドという平面を編んだり結んだりして立体にするという、手づくり作品の温もりがある」
吉野さんは、紙バンド工芸の魅力をそう伝える。
駅南公民館の成人学校の最終日、吉野さんは、60センチのバンドを2本用意すると、瞬く間に手のひらサイズの金魚を作ってみせた。
「立体の基本的な作品です」というが、初心者には図解が必要。
この日、(成人学校)の終了証を手にした主婦(59)は「奥が深く、挑戦心がわいてくる。金魚だけではなく動物シリーズもあるようなので作ってみたい」と制作意欲を伝える。
同時に、紙バンドの可能性も広がる。(つづく)
[2005-04-21-08:00] |
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