第17回静岡市町対抗駅伝競走大会が3日に静岡市内で開かれ、富士市は市の部で27チーム中8位だった。記録は2時間16分29秒。同日夕、選手たちは市役所を訪れ、17年連続の入賞を小長井義正市長に報告した。
小学生から40歳以上までの男女でたすきをつなぐ42.195kmのコースで、富士市は1区の河辺友依選手(日大三島3年)が3位でたすきをつなぐと、順位を落とした4区で井上藍選手(ノーリツ)が区間賞の走りで2位に浮上。エース中村の泰之(スズキ)も区間新の走りで気を吐いた。
福良勝己監督は、選手の各区間での走りを紹介した上で「選手たちが全力を尽くした結果だが、過去ワーストの8位は残念。例年なら5、6位の記録だが、他市のレベルが上がっていた」と総括。「大会の経験を踏まえ、来年に向けてそれぞれが力を蓄え、良い結果を出せるようにしたい」と期待を込めた。