富士市剣道連盟富士道場の若田俊子四段と賢太郎四段の親子が先ごろ、「第17回静岡県日本剣道形優勝大会」に出場し、同大会最高峰の「四・五段の部」で優勝した。
日本剣道形は2人の剣士が技を受ける受太刀(うけだち)と技を披露する仕太刀(したち)の2役に分かれて行う演武。面抜き面や突き返し面、抜き胴など10本の形を、太刀の形7本と小太刀の形3本で切り合う。
競技では1人50点を持つ審判員5人の合計得点で順位を決定。同部門には今回、県内各地の剣道連盟から推薦された5組が出場し、若田さん親子は217点の高得点を獲得し、2位以下を大きく引き離した。