富士山麓を一周する日本最大級のトレイルランニングレース「ウルトラトレイル・マウントフジ」が、25日(金)から27日(日)に静岡・山梨両県にまたがる169キロのコースで開かれる。
富士山周辺の登山道、歩道、林道などをつなぎ人力のみで走り、歩き続ける―という大会で、トレイルランニングの魅力を伝えるとともに、富士山の魅力を再発見し国内外へ広く発信していく。
3回目となる今大会は「ウルトラ・トレイル ワールドツアー」に選出され、ヨーロッパ各国やアメリカのトップアスリートを含め世界50ヶ国から2603人がエントリーしている。
大会は、トレイルランナーや学識経験者などで構成するNPO富士トレイルランナーズ倶楽部(鏑木毅代表)と、富士市、富士宮市を含めた静岡・山梨両県の11市町村が主催。
富士山麓を1周するウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)と半周する静岡to山梨(STY)の2部門を設ける。
UTMFの総距離は169キロ、累積標高差は9478メートルで46時間制限、STYは91.5キロ、累積標高差は4715メートルで24時間制限としている。UTMFは富士河口湖町の八木崎公園をスタート・ゴールに行われ、STYは富士山こどもの国を26日(土)正午にスタートする(ゴールは富士河口湖町八木崎公園)。