初日の募金活動の様子

「赤い羽根」をシンボルとした共同募金運動が１日、全国一斉にスタートした。富士市でも市共同募金委員会を設置し、１２月３１日までの３ヶ月にわたり募金活動を繰り広げる。

運動初日には、各地区の民生児童委員や市社協理事らが市内スーパーで街頭募金を展開。鮫島のイオンタウン富士南では、井出社会福祉協議会会長や市社協職員など合わせて１２人が募金を呼び掛けた。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、対人距離が保てる場所で、大きな声を出さず、赤い羽根の手渡しなどを行わずに、事前に収録された呼び掛け音声をレコーダーで流すという形で活動を実施。募金した人には、適度な距離を保ちながら「協力ありがとうございます」などと感謝を伝えた。

歳末たすけあい募金を含めた今年度の富士市における目標額は３１８１万７０００円。寄せられた浄財は、ふれあい・いきいきサロン支援事業、災害ボランティア支援事業、福祉団体支援事業、入学支援費支給事業、修学旅行支援費支給事業、歳末支援金支給事業などに役立てる予定。