富士山観光交流ビューローは、新型コロナウイルス感染予防対策に取り組む店舗に認証ステッカーを貼ってもらう取り組みを始めた。
会員の飲食、宿泊、観光施設にコロナ禍の観光客受け入れにおける感染予防策を周知する狙い。認証店舗は、同ビューローウェブサイトで紹介し、15日現在、約90店舗に上る。
ステッカーには「感染予防対策実施中」と大きく明示。QRコードにアクセスすることで、具体的な感染対策を知ることができる。
同ビューローが示す観光客受け入れにおける感染予防対策の主な実施事項は次の通り。
▽従業員・客に対して…入り口やトイレに消毒用アルコールを常備し、誰でも使用できるようにする。トイレは定期的な清掃と消毒を徹底する。密閉空間を避けるために店舗形態に応じた適切な換気をする
▽従業員に対して…マスク着用を義務化する。検温や体調管理をし、発熱や風邪の症状など、体調不良がある場合は、出勤を停止する
▽客に対して…店舗利用者の入場制限、行列を作らないための工夫や列間隔の確保をする(約2m間隔の確保、掲示やアナウンスでも可)。テーブル席や椅子は間引き、テーブルは距離を保った配置にする。ウェブサイトによる事前の告知や施設内の掲示、従業員による呼び掛け、館内放送などにより、マスクの着用をお願いする。施設入り口で発熱や咳など、異常が認められる場合は入場を断る旨を掲示またはウェブサイトで事前に告知する
認証ステッカーで周知 コロナ対策の実施店舗
(2020-07-24 16:00)