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富士市医師会 JR新富士駅 屋外喫煙所の撤去を要望

(2018-09-22 17:30)

受動喫煙の防止を目指す富士市医師会は21日、JR新富士駅富士山口と南口の駅前広場に設置されている3ヶ所の屋外喫煙所を速やかに撤去するよう小長井義正市長に要望書を手渡した。

小長井市長は、「受動喫煙の防止に向けては皆さんと同じ思いを持っている。吸い殻入れを寄贈した日本たばこ産業(JT)の意向を確認した上で、極力なくす方向で検討する」と答えた。

同駅の屋外には現在、富士山口の出入口西側に1ヶ所、南口の西側に2ヶ所の喫煙所がある。いずれも喫煙場所を限定し、吸い殻のポイ捨てを防止する目的でJTが市に吸い殻入れを寄贈して設置工事を行った。市によると平成29年度に駅構内の富士山観光交流ビューローに喫煙場所の位置を訪ねた人は、外国人11人を含め222人だった。

同会は、全ての屋外喫煙所が歩道にあること、駅舎や駐車場に近く受動喫煙を防げないこと、改札内に密閉の喫煙所があることなどを指摘した。

富士市医師会、歯科医師会、薬剤師会による三師会では、10月末までを目途に会員施設で署名活動を展開している。18日までに約7000人分が集まり、後日、小長井市長に提出するという。



        

 

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