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富士市消防本部 上半期の火災38件

(2018-07-26 18:30)

富士市消防本部は25日、市内での平成30年上半期における火災発生状況を公表した。

出火件数は38件で、前年同期より10件減少した。火災による人的被害は、死者1人(前年同期比1人増)と負傷者5人(同同)。罹(り)災世帯は11世帯(同4世帯減)、罹災人員は24人(同13人減)。死者を伴ったのは、2月に発生した住宅火災だった。

火災を種類別に見ると、最多が「建物火災」の22件で、前年同期からは2件の増加。「その他火災」が13件(前年同期比8件減)、「車両火災」が2件(同5件減)、林野火災が1件(同1件増)。

原因別では、「放火・放火の疑い」が5件でワースト1だったが、前年同期比では3件減少した。その他は「火あそび」が4件(同2件増)、「たばこ」「こんろ」「電灯・電話等の配線」がいずれも3件だった。

同本部は火遊びに関する火災予防対策として、▽子供の手の届くところにライターなどを置かない▽ポイ捨てされたライターなどを見つけたときは持ち帰って処分する▽火遊びをしている子供を見かけたときは注意する―などを呼び掛けている。

放火対策については、▽屋外に燃えやすいものを置かない▽外出時や就寝時には玄関などの扉を施錠する▽センサーライトなどの防犯用品を活用する▽ごみは決められた収集日に出す―などを紹介している。

たばこに関しても寝たばこの厳禁や完全に火を消してから捨てることなど、注意を促している。こんろや電気配線からの出火については、燃えやすいものを近くに置かない、定期点検が必要なものは決められた期間で点検に出す―といった留意点を上げている。



        

 

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