県によると、１１月２０〜２６日の定点医療機関当たりのインフルエンザの患者数が１．６５人となり、流行開始の目安（定点当たり１人）を超えたため、注意を促している。 県内の小児科、内科合わせて１３９の定点医療機関の１医療機関当たりの１週間の患者数は、１１月６〜１２日の週が０．４８人、１１月１３〜１９日が０．７２人と推移している。

県では、感染拡大を防止するためには、「うつらない」「うつさない」取り組みが重要として、▽うがい・手洗い▽咳エチケットの励行▽人混みを避ける▽室内の換気と適度な湿度を保つ▽十分な栄養と睡眠―の徹底を呼び掛けている。また、感染した場合や感染が疑われる場合には、必ずマスクを着用した上で、早めに医療機関を受診するよう勧めている。