4月26日午後1時25分ごろ、富士山富士宮口新7合目付近で、埼玉県坂戸市の会社員少年(16)が「体温が低くなっている」と119番通報した。
県警山岳遭難救助隊が出動して救助。5合目まで同行下山し、救急隊に引き渡した。
富士宮署によると、少年は25日に単独で入山。軽装備で体温が低下して身動きできなくなったという。
富士山富士宮口での遭難事件は今年初。
静岡県や山梨県などが定める「富士登山ガイドライン」では毎年、滑落などの遭難事故で死者行方不明者が出ていること、登山者の排せつ物が貴重な山岳生態系に悪影響を及ぼしていることなどから、閉山期間中に安易な登山をしないように呼び掛けている。
軽装備で遭難 埼玉の少年救助 閉山中の富士山
(2017-04-27 16:30)