３月に富士市日乃出町の市道で発生したタンクローリーや普通自動車など計１３台が絡む追突事故で、富士署は１５日、タンクローリーを運転していた静岡市清水区、運転手の男（63）を過失運転致傷の疑いで静岡地検富士支部に書類送致した。

調べでは、男は３月１日午後２時１５分ごろ、日乃出町の市道でタンクローリーを運転中、前方で信号待ちをしていた普通自動車に追突し、男女１５人にけがを負わせた疑い。

男性は静岡市清水区を出発し、大淵方面に向かっている途中だった。事故直後には「ブレーキが利かなかった」などと話していた。

富士署によると、当時男性が運転していたタンクローリーを検証した結果、ブレーキなどに異常は見られなかったという。