富士市横割の県道で、横断中の宮園絵里奈さん(当時27)が、ひき逃げされ死亡した事件から4年が経過した21日、富士署は事件発生現場で検問を行った。
署員10人が、事件が起きた時間帯に合わせ午前0時から1時まで、同県道の約50メートルの区間で実施。通行車両の運転手に事件の概要を伝え、逃走車両の特徴を記したチラシを配布し、情報収集への協力を呼び掛けた。
事件は平成23年9月21日午前0時20分ごろ、県道富士停車線の下横割北交差点付近で発生。犯人は西進中に宮園さんをはね逃走した。
検問を指揮した同署交通課の岡本浩さんは「遺族の皆さんはとても辛い思いをしている。一日でも早く犯人検挙に結び付け、遺族の思いを晴らしてあげたい」と話した。
事件に関する問い合わせは富士署交通課事故係(TEL51−0110)。
富士署 ひき逃げ死亡から4年 事件現場で検問
(2015-09-22 15:00)