富士市・富士宮市消防指令センターの運用が10日に開始された。
計39万人が住み、生活圏、経済圏において深い関係にある土地柄で、いち早く現場に駆け付ける共同運用の効率化が期待される。
センターでは2市の119番通報や災害出動指令などの消防通信業務を一元化して担う。
これまで消防本部ごとに消防通信指令施設を運用してきたのに対し、共同運用は災害に対する情報共有が可能となり、行政区を超えた出動指令を出すことができる。これにより、特に市境エリアへの出動迅速化が期待される。
富士市・富士宮市 消防指令センター運用開始 広域連携で防災力強化
(2015-09-10 18:00)