県交通安全協会富士地区支部富士見台分会(真野清会長)主催の富士見台地区交通安全大会が5日、富士見台まちづくりセンターで開催された。
同地区住民約160人が参加。富士署交通課の白川裕史さんによる講話や交通に関するビデオ上映、交通安全ゲームコーナーなどを繰り広げ、交通事故防止への意識を高めた。
講話では、白川さんが市内の交通人身事故発生の状況や自転車の安全運転などについて解説した。
交通事故の状況については、ことし1月から9月3日までに約1600件、1日に平均6〜7件の人身事故が発生していることを説明。「皆さんが思っている以上に富士市の道は安全な道ではないということを知っておいてほしい」とした。
人身事故全体のうち自転車が絡む事故は10%程度にとどまるとした一方で、「今年に入ってから8件あった死亡事故のうち、2人が自転車に乗っていて亡くなった」と指摘。「自転車も道路交通法の対象であり法規に従い、マナーのある運転をしてほしい」と呼び掛けた。
富士見台地区が安全大会 富士市の交通情勢を学ぶ
(2015-09-05 18:00)