架空請求詐欺で500万円をだまし取られたとして、9日までに富士市内の農業の女性(86)が富士署へ被害を届けた。
調べでは、今年3月中旬、女性宅に商事会社の社員を名乗る男から架空の老人ホームに入居できるという売り込みがあり、その後、「NPO法人があなたの名義で入居者10人分の資金を出してくれたが、名義を貸したのに入金しなかったので損害が出た」「名義貸しは法律違反」などと言われ補てんを迫られた。
女性は、複数回にわたり現金を取りに来た男に対し、合計500万円を渡したという。
架空請求詐欺 名義貸し名目で500万円被害
(2015-04-09 18:00)