富士川サービスエリア(SA)への観覧車誘致を進めている富士市は18日、岩淵の富士川ふれあいホールで地元説明会を開いた。
事業者とのやり取りや、近隣施設を参考する中で想定されている施設概要が伝えられたほか、期待される効果や地域への影響についても取り上げた。参加者からは誘致を歓迎する声があった一方、景観悪化への懸念を抱く意見も上がった。
市によると、現在想定されている規模は、地上高60メートル、回転輪の直径が53メートル。地上高はエスパルスドリームプラザの観覧車に比べて8メートル高い計算となる。
設置場所は、富士川SAを運営するNEXCO中日本の敷地内(富士川楽座立体駐車場南側)が候補に挙げられている。
事業費は7億円程度となる見込みで、完成後の運営費も含めて設置事業者が負担する。
運営開始後の営業は午前10時から午後10時までで、薄暮時以降はフルカラーLEDによるイルミネーションも検討されている。騒音はほぼないという。
富士川SAに観覧車を 地元説明会を開催
(2015-03-20 10:00)