富士宮市はこのほど、市立病院(錦町)の医師派遣元となっている浜松医科大(浜松市東区半田山)に対し、地域医療と救急医療体制の立て直し、医師の安定派遣についての請願書を提出した。
科長が本年度で退職する市立病院の小児科については、派遣継続に前向きの回答が得られたという。
市立病院では、整形外科で4月からの派遣医師の減員により、手術や入院を休止して外来のみとするなど診療体制が大幅に縮小し、市外に搬送せざるを得なかった患者は300人以上に上る。加えて小児科は本年度から2人に減員した上に、科長が本年度で退職を予定し、来年度以降の派遣継続は不透明な状況が続いていた。
富士宮市立病院 浜松医大へ体制の立て直しを請願
(2014-12-18 16:00)