長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が27日に噴火したことに伴い、富士市消防本部は28日に隊員8人を県緊急消防援助隊として派遣した。10月1日に第2次隊と交代するまで救助活動を繰り広げる。
出動は救急隊5人と後方支援隊3人。
隊員は28日午前10時に王滝口から登山を開始。頂上付近で生存者や心配停止状態の登山者を多数確認し、緊急消防隊合同チームとともに8合目まで担架で搬送するなどの救助活動を繰り広げた。
29日は有毒である硫化水素ガスが発生したため救助活動を中断。30日は午前8時時点でガスが発生して待機中となっている。
市警防課によると「噴煙がひどい劣悪な環境だが、全員元気に活動している」と30日に報告があった。
富士市消防本部の8隊員 御嶽山へ救援出動
(2014-09-30 17:00)