富士市農業振興推進協議会は17日、「第48回通常総会」を同市青島のホワイトパレスで開いた。
平成25年度の事業報告と収支決算を承認し、平成26年度の事業計画と収支予算を決定。26年度は、農業の活性化を目指し、新たな特産品となる農産物を検討するための「特産化推進会議」を認定農業者部会の中に新設する。
特産化推進会議では、環太平洋経済連携協定(TPP)がもたらす農業への大きな影響が懸念される中、事態に対応するために先進地や試験場などの視察や特産化への取り組みの支援を行い、特産品の開発を目指す。
そのほか、茶をはじめ、水稲、イチゴ、ナシ、ミカン、キウイ、シキミなどを生産する農業者の優れた農業技術を生かし、富士市の農業の財産である田園や農村を守るための活動支援を行う。
富士市農業振興推進協議会 新たな特産品開発へ
(2014-07-18 18:00)