富士市と県タクシー協会は1日、JR新富士駅〜富士駅間を結ぶ「ワンコインタクシー」の運行をスタートさせた。
登山シーズンに合わせた9月末までの3ヶ月間、午前6時〜午後11時半に運行し、懸案だった同区間のアクセス利便性向上を図る。利用料は500円。
ワンコインタクシーは、同協会富士・富士宮支部の10事業所が運行を実施。乗車できるタクシーには「ワンコインタクシー」と書かれた横40センチ縦30センチほどの黄色いマグネットを貼付してある。
専用乗り場は新富士駅、富士駅いずれも南口にあり、のぼり旗などが目印。同区間での途中下車やカード払い、市内共通回数券の利用などはできない。
同日、新富士駅で「出発式」が開かれ、小長井義正市長、同協会富士・富士宮支部の米山政司支部長、新富士駅の田邉直己駅長によるテープカットや、マグネットの贈呈式が行われた。