今年４月１日現在における県内の高齢化率（総人口に占める６５歳以上の人口割合）は過去最高の２５．９％となり、４人に１人が高齢者という時代に突入した。前年に比べると１．０ポイント上昇。団塊の世代のうち昭和２３年生まれが６５歳を迎えた。

長寿社会が進展する中で、高齢化率は上昇を続けており、１０年前の平成１６年と比べて６．６ポイント上昇となった。

県内の後期高齢者率（総人口に占める７５歳以上の人口割合）は１２．５％で、前年比では０．３ポイント上昇した。

富士市の高齢化率は２３．９％で、前年比で１．４ポイントの上昇となったが、県平均を２．０ポイント下回った。富士市の後期高齢者率は１０．９％で、前年比で０．８ポイント上昇したが、県平均を１．６ポイント下回っている。

県では高齢者人口と高齢者の世帯状況を把握し、高齢社会対策を推進するための基礎資料とするため、高齢者福祉行政の基礎調査を実施している。