富士市立中央病院の女性外来が11月5日(月)に診療を開始する。
周産期医療体制の拡充を目指して市が進めてきた事業の一環で、別館2階東側に女性専用外来の待合・診療スペースを設ける。
開始するのは女性特有の乳腺疾患を診る外科、排尿障害を対象とする泌尿器科、不妊症、一般婦人科患者を対象とする産婦人科。
診療時間は外科が月曜、泌尿器科は水曜の午後。産婦人科は平日の5日全ての午前に不妊症に対応する。火、金曜の午後は一般婦人科を診療する。ただし婦人科外来は従来通り紹介状の持参を依頼していく。
女性医師は一般婦人科を担当。同院病院総務課では「今後も女性医師の確保に努めていく」としている。
女性専用外来の開設に伴い、市はマンモグラフィーや電子カルテ、工事などの整備費用に約1億1500万円を投入した。このほか、新たに看護師2人と、受付などを行う医療補助1人の採用を見込んでいる。
富士市立中央病院の女性外来 11月5日診察開始
(2012-10-12 17:00)