15日午後10時31分ごろ、静岡県東部を震源とする大規模な地震が発生した。気象庁の発表によるとマグニチュード6.4で震源の深さは14キロ(いずれも暫定値)。
富士宮市で最大震度6強、富士市で震度5弱を観測した。
東海地震との関連性はないと見られている。
富士宮市災害対策本部の16日午前9時までのまとめによると、地震発生後の負傷者は48人(救急センターと市立病院の利用者)で救急車の出動は15件。いずれも軽症で、地震に直接関係ない症状の人も含まれている。
同市は15日午後11時半ごろ、小室直義市長を本部長とする災害対策本部を市役所に設置。被害状況調査と人命救助のための情報収集に当たった。
市役所では各階で天井の落下、水漏れ、壁紙クロスのはく離があり、北側エレベーター1台が破損、敷地内の歩道のタイルがはがれるなどの被害が出た。