高濃度(1グラム当たり3000ピコグラム―TEQ以上)のダイオキシン類が確認されている和田川底質土砂を除去する浚渫(しゅんせつ)工事が25日に始まった。
新和田川橋(富士市依田橋)から間近の下流域右岸(西岸)部分の底質土砂1000立方メートルを浚渫し、ダイオキシン類を含むシルト(粒子が細かく粘度の高い砕屑(さいせつ)物)質系成分と砂や砂利に脱水・分級処理を実施。さらにシルトを密閉性の高い袋に入れ、保管するまでを行う。
和田川下流域 底質土砂の除去開始 無害化処理は来年度に計画
(2011-01-25 18:00)