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富士山ネットワーク会議 富士宮市の学校給食センターで開催

(2018-05-22 15:00)

図柄入りナンバープレートを手にする作者の大庭さんと各首長ら
図柄入りナンバープレートを手にする作者の大庭さんと各首長ら
富士山周辺の静岡県側4市1町(富士、富士宮、裾野、御殿場、小山)の広域連携組織「富士山ネットワーク会議」は21日、第19回会議を富士宮市北山の市立学校給食センターで開催した。

各首長と企画担当職員など約40人が出席し、本年度事業を決めるとともに、10月の交付開始を予定する車の図柄入り富士山ナンバープレートをデザインした大庭寛明さん(裾野市のデザイナー)の表彰式を行った。

図柄入りナンバープレートは、同会議が地域活性化や観光振興などを目的に導入を進めてきた。デザインは公募し、集まった101点の中から住民投票と有識者の審査で、大庭さんの作品を採用した。

同会議は、富士山をまちづくりのテーマに据える市町が環境や観光、防災などのさまざまな分野で、共通する課題の解決と住民サービスの向上のために連携している。

事業計画では、年2回の首長会議と幹事会(企画担当課長会議)のほか、各分野の研究会(担当者会議)を必要に応じて開く。

研究会は▽企画▽広報▽防災▽富士山の自然と環境▽産業▽観光▽鳥獣被害対策▽スポーツ▽国道469号(富士南麓道路)建設促進―の9分野。事業では交流や研修、情報の共有や発信、啓発イベント、課題への対策などを挙げた。

今回会場となった学校給食センターは、富士宮市が食のまちづくりの拠点機能を持たせて開設したことから、取り組みをPRした。学校給食では富士宮市が富士市の協力を得て、本年度から富士宮産100%の牛乳の提供を始めたことも伝えられ、出席者の関心を集めた。



        

 

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