富士市は6月に「市総合体育館整備基本構想（案）」を策定する。体育館単体としてではなく、富士総合運動公園全体としての価値を高められる施設とする方針。建設場所は第四次国土利用計画（市計画）でスポーツウェルネス交流ゾーン内に設定されている富士総合運動公園内を基本とする。

施設規模はメインアリーナとサブアリーナ、その他諸施設で、延べ床面積は８０００平方ｍから１万２０００平方ｍを想定している。

総合体育館には武道場を整備せず、富士体育館を武道優先施設として位置付けることで、総合体育館のスリム化を図る。総合体育館はスポーツ交流、スポーツツーリズムを推進できる施設を目指す。