富士市は、新富士駅の新幹線利用について、利用者をはじめ市内の高校３年生と保護者を対象に本年度実施したアンケート調査の結果を明らかにした。

通勤利用者への調査では、最終便の増便を求める回答が数多く寄せられた。

高校３年生への調査では、首都圏に下宿して大学に進学する人の多くが、市内への就職を希望していないことが分かった。大学卒業後に富士市で就職したい人が１６％で、内訳は、通学を希望した人が７１％に対し、下宿を希望した人は１１％だった。将来、下宿希望者の多くが、富士市での就職を希望していない結果が判明した。

小長井義正市長は「結果を分析・検証し、新幹線通勤・通学者を増やす施策につなげる」とした。