富士市は21日、市シティプロモーション懇話会を立ち上げた。市民との協働により、ブランドメッセージを作成した上で「平成28年度富士市ブランドプロジェクト」を展開していきたい考え。
市は本年度、庁内に富士市シティプロモーション推進本部を立ち上げ、5月中旬をめどに検討チームを立ち上げた上で、市民が望むシティプロモーションの方向性と市の計画との整合性についての検証に取り組む。
市が推進するシティプロモーションは、富士市を市内外に効果的に発信し続けることにより市の知名度や都市イメージが向上し、人、モノ、情報の交流が活発すること―と定義。
推進テーマは「定住のススメ」と「交流のススメ」に分類し、定住では▽シティプロモーション活動戦略の構築▽知名度や好感度、市民満足度の向上につながる情報発信―、交流では▽産業交流の促進▽観光交流の促進―を掲げている。
小長井義正市長は「ゴールを明確に、産学官民が一体となって都市イメージのブランド化を図りたい」と、市の将来を切り開くシティプロモーションの確立に意欲を示した。
富士市 シティプロモーション懇話会が発足
(2016-04-22 16:00)