東名高速道路富士川サービスエリア(SA)への設置計画がある観覧車について、NEXCO中日本や設置を目指す事業者は、10月中に測量とボーリング調査(地盤調査)を行う予定であることが分かった。
市によると、NEXCO中日本と事業者では現在、事業の枠組みに関する協議が進められている。
市は3月、NEXCO中日本と事業に関する相互協力を記した基本協定を締結。地元との調整といった窓口の役割を担っていて、今後の進ちょく状況などの情報を回覧板などで発信していく考え。
小長井市長は「誘致は隣接する富士川楽座への誘客効果を高めるとともに、市の観光振興や地域経済の活性化に大きく寄与するもの」と見解を示し、整備にできる限り協力する姿勢を強調。さらに、富士山や富士川、駿河湾、伊豆半島を一望できる眺望や市街地の夜景を楽しむことのできるビュースポットになると指摘。「新たなランドマークとして、国内外に『観覧車から富士山に会えるまち』をアピールできる。極めて大きいシティプロモーション効果を期待している」と述べた。
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富士川SA 観覧車設置へ10月中に測量と地盤調査
(2015-10-05 18:00)