小長井市長は、市が整備を進めている「(仮称)富士登山ルート3776」の起点に想定している「富士塚」と「ふじのくに田子の浦みなと公園」の2ヶ所にルート全体を紹介する案内板の設置を計画していることを明らかにした。
海抜0メートルから富士山9合目の3421メートルまでを有する富士市では現在、7月の富士山の山開きに向けて、地理的特長を生かした富士登山ルートの設定を進めている。
市ではルートの起点として、浜の小石を積み上げて富士登拝のはらいをした鈴川地区の「富士塚」と県事業として整備が進められている前田地区の「ふじのくに田子の浦みなと公園」の2ヶ所を想定している。
富士塚を起点とした場合は、旧東海道を北上し、左富士、平家越えなどの史跡を巡り、吉原商店街を通り市役所東側付近に出て北上。
ふじのくに田子の浦みなと公園を起点とした場合は、田子の浦漁協前を北上し小潤井川の堤防沿いを市役所東側付近まで歩き、富士山頂を目指す。
富士登山ルート整備事業 起点に案内板設置へ
(2015-03-10 19:00)