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富士市職員の綱紀粛正 職員倫理の向上へ

(2014-12-11 16:00)

小長井市長は、市職員の綱紀粛正について、職員一人一人に服務規律を確保することを徹底し、職員倫理の向上に努めていく方針を明らかにした。

10日に行われた市議会11月定例会で米山享範氏(市民クラブ)の一般質問に答えた。

米山氏は1月に小長井市長が就任して以来、2月に複数の課でルールに反する予算流用が明らかになり、4月に公立中学校教諭による通勤途上の交通死亡事故、5月に病院職員による窃盗未遂など、不祥事が相次いでいることを示した。

その上で「市民の間で綱紀の緩みが指摘されている」として、綱紀粛正と職員行動指針の関連付けと効果の検証方法、毎朝実施している「職員行動指針」唱和の必要性と徹底状況、公立校教職員による長距離通勤の問題点と改善策について当局をただした。

小長井市長は答弁の冒頭で、たびたびの不祥事で市民の信頼を損ねていることに対して陳謝した。

綱紀粛正については、全体の奉仕者として住民本位の行政の推進に全力を尽くさなければならない―という原点に立ち返り、今後も職員一人一人に服務規律を確保することを徹底し、職員倫理の向上に努めていくとした。

一方、職員行動指針については仕事に臨む職員の基本的な姿勢や心構えとして、従来の職員指針を時代の情勢や変化に合わせるとともに、「生涯青春都市 富士市」の実現のために策定したもので、職員の意識向上のために取り組んでいると説明した。

職員行動指針の唱和については、「毎日繰り返して確認し合い、習慣化することで行動に反映されることを期待する」とし今後も引き続き周知徹底を図っていく」とした。

効果と徹底の検証については、職員アンケートや毎年実施している世論調査などを通じて行うという。



        

 

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