富士市は、来年1月5日の本格稼動を目指していた富士宮市との共同電算化事業において、富士市側の新システムの本格稼動が来年3月以降にずれ込む見込みであることを明らかにした。
市情報政策課によると、データ構築工程の遅れは、新システム移行に向けた課題が山積し、関連部署との合意形成が遅れたため。さらに、新システムと現行システムのデータ仕様にかい離があり、データ移行作業が難航したため、遅れを取り戻すことができなかったとしている。これにより、合計2億6643万円の追加経費負担が発生する。
市では追加費用のうち、7100万円を11月補正予算案に計上する考え。
富士市 共同電算化遅れ負担増
(2014-11-12 19:00)