富士市が平成25年度に支給した生活保護扶助費で、16件544万円余の不正受給があったことが明らかになった。
不正受給16件の内訳は、稼動収入の未申告が7件、年金や交通事故の補償金など稼動収入以外の収入未申告 が7件、その他が2件。
市によると、生活保護受給者世帯は増加傾向にあり、25年度(年度末時点)は前年度比136件(15.4%)増の1018世帯。保護率は5.14%だった。
市では、生活保護受給者を減らすため、住宅支援や就労支援、学習相談などを実施。
住宅支援については、生活保護にいたる前に、離職による生活困窮で家賃の支払いが困難になった世帯(条件あり)に、住宅支援給付を行っている。
富士市 平成25年度生活保護の不正受給16件
(2014-10-09 17:00)