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災害廃棄物 本格焼却スタート

(2013-02-18 17:00)

富士市は18日、東日本大震災で発生した災害廃棄物の本格受け入れを開始。同日、大淵の市環境クリーンセンターに搬入し、施設周辺地区(広見、大淵、青葉台)住民ら立ち会いの下、空間放射線量の測定を行い、焼却炉のピットに投入した。

災害廃棄物は岩手県山田町から運び込まれた木材チップ4トン(コンテナ1基分)。市では3月27日までの平日計16日間で合計94トンを受け入れる予定。

焼却に当たっては、一般可燃ごみの処理状況を考慮し、混合率は5%以下としている。

コンテナ周辺の空間放射線量は1時間当たり0.04〜0.06マイクロシーベルト、採取したサンプルは0.06マイクロシーベルトで、国の基準値内だった。焼却灰は冷えたのを確認後、再び安全性を確認するほか、21日(木)には周辺6地点や市内全幼稚園、保育園、小中学校の83ヶ所で空間放射線量を測定。結果は市のウェブサイトで公表する。

この日の焼却灰は2月19日、通常ごみと同様に飛散防止の措置を行ったダンプカーで桑崎の廃棄物最終処分場に運び込み、即日埋め立てを開始する。

 

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