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移動知事室 富士でスタート

(2012-01-27 17:00)

川勝知事(左)は岳南鉄道吉原駅のホームで貨物輸送の現状や敷設状況を確認した
川勝知事(左)は岳南鉄道吉原駅のホームで貨物輸送の現状や敷設状況を確認した
静岡県の川勝平太知事は、執務拠点を各地の出先機関に置く「移動知事室」の来年度からの実施を打ち出し、26、27日に富士地区で試行的に行った。

各地の課題や県政への要望を、訪問先の地域住民や事業所、出先機関職員から直接確認し、迅速な解決を目指す。

富士市内では生産縮小の方針を打ち出している日本製紙や経営難に直面する岳南鉄道などを訪ねた。

岳南鉄道本社で畠山建二社長との会談を終えた川勝知事は記者団に、日本製紙富士工場鈴川と岳南鉄道吉原駅間の貨物輸送を介した一体感が印象に残ったと指摘。JR沼津駅周辺鉄道高架化事業に関連する貨物駅移転問題を取り上げ、「移転先として検討に値する」と述べた。

ただ鉄道を使った貨物輸送量自体が大幅に減少している現状もあるとして「どうしても貨物駅でなければいけないという説得力はない」と強調。日本製紙富士工場鈴川の抄紙機などの生産設備が停止した後の土地利用を見据え、「富士市の活性化に結びつくことを考えたい」と、同工場の跡地利用に関して県も関与する姿勢を示した。

 

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