東日本大震災から7年を迎えた11日、県は県下一斉の津波避難訓練を実施した。
県では3月11日を含む10日間を「津波対策推進旬間」に設定。津波に対する正しい知識の普及を図るとともに、各地区で避難場所や経路の点検など行い、津波避難の課題の再確認を呼び掛けている。
市内では津波の被害が想定される海岸沿いの地区で避難訓練を実施。各地区の自主防災組織などが中心となって避難訓練を行い、指定されている津波避難タワーやビルに集合し、経路などを確認した。
このうち田子浦地区の鮫島では、住民らが浜保育園に隣接する津波避難タワーに集合。75人が参加し、危険箇所を確認しながら避難経路を把握した。
避難訓練終了後には、鮫島公会堂で炊き出し訓練を行ったほか、松の植樹を実施。地域の防災力向上に努め、意識の高揚を図った。
静岡県下一斉 津波避難訓練「津波対策推進旬間」
(2018-03-12 15:30)